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丹庄フェームのにわとりは、なるべく自然な状態で飼われています。のびのびと健康に、良い飼料で育てたにわとりは、たまご本来の力を失っていない、おいしいたまごを産んでくれます。
丹庄ファームでは、心も体も元気なにわとりを育てるために、日の光が差し込み、風が通り、ほじくり返す土や石がある平飼い鶏舎を使っています。鶏舎の床は土。土の上には乾燥した籾殻が敷き詰めてあります。籾殻を敷き詰めて乾燥した鶏舎の床は、匂いの発生も非常に少なく、適度な風通しはにわとりの病気を防いでくれます。
電灯の無い鶏舎に暮らすにわとりたちは、自然のリズムで目覚め、朝の食事が終わると、産卵したり、砂浴びをしたり、籾殻に混じっている籾を探したり、止まり木の上で昼寝をしたり、けんかをしたりと、のびのびと暮らし、日没と共に止まり木に止まって眠りにつきます。
ほとんどのたまごは国産といわれますが、一般に手に入る配合飼料は、ほとんどの原料が輸入品。特に、メインとなるトウモロコシは、遺伝子組み換えの輸入トウモロコシです。遺伝子組み換え農産物は、農薬メーカーが自社製除草剤にで枯れないように、植物のみならず細菌(バクテリア)の遺伝子までも組み込んだ人造植物で、その生産には大量の除草剤が使われています(除草剤に枯れない植物を作って除草剤を大量に売ろうとしているとも言えます)。人への害は「いまのところ」無いと言われていますが、そのデータは農薬メーカーが90日間の試験で出したという、うさんくさいデータです。なんにせよ、遺伝子組み換え作物が、得体の知れない人造生命であることは紛れもない事実です。たまごには、餌の成分が濃縮されていきます。毎日食べる卵だから、そんな得体の知れない原料は使いたくないなと思っています。
丹庄ファームでは、餌への抗生物質の投入や、薬剤による鶏舎の消毒、鶏舎の密閉はせず、鶏糞への化学物質の蓄積が無いようにしています。
ゆくゆくは、鶏糞を周辺農場の肥料として提供し、地域資源が地域内で循環する農業を目指しています。
近くにに素晴らしい資源があるのに、わざわざ海外から飼料を輸入するのは、実は変な話です。経済効率を追求するよりも、地域経済がよりよく回るためにも、極力地元産の原料を使い、たまもご鶏糞も地域で循環させたいなと思っています。過剰なグローバル化の弊害を少しでも減らし、地域の活性化をと言ったらおおげさですが、顔の見える範囲のつきあいで、にわとりが育てられる日を夢見ています。
着を最小限にするため、専用の産卵箱を使っています。産卵箱で産み落とされたたまごは、自動的に産卵箱の外にたまります。
〒983-0821
農場
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直売所(旧丹庄スタンド)
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